成人病入院特約ってなに?主契約に付加して入院費用を軽減しよう

成人病入院特約という保険を、一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。 今回は、主契約に付加して保障を手厚くする「成人病入院特約」の特徴について調査しました。保険内容をしっかりと把握して、万が一に備えましょう。

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成人病入院特約の保険

生活習慣病特約とも呼ばれる

成人病特約は「生活習慣病特約」とも呼ばれています。そもそも成人病とは「動脈硬化」「糖尿病」「高血圧症」などの病気を指します。 これらの病気は成人以降の中高年の方に多くみられる病気であったため、成人病と呼ばれてきました。しかし、成人病と呼ばれていた病気が現代では中高年だけでなく、20~30代と若い年代にもみられるため「生活習慣病」と呼ばれるようになったのです。 つまり、成人病とは生活習慣病のこと。成人病特約が生活習慣病特約と呼ばれることにも納得できますね。 成人病(生活習慣病)は、食習慣や運動習慣など、毎日の生活習慣が原因で発症する病気です。 ストレスなどが起因することも多く、誰にでも発症する可能性がある病気なのです。 誰にでもリスクのある病気だからこそ、「いつ発症しても備えることができるように」と保険を契約している方がたくさんいらっしゃいます。 「生活習慣が乱れているし、自分もかかってしまうのでは」と不安な方は、一度保険の契約を検討してみてはいかがでしょうか。

給付金を受け取ることができる

成人病入院特約とは、その言葉通り「成人病で入院したときの特約」。成人病が原因で入院をした場合、給付金を受け取ることが可能です。 保険内容によって給付される金額は異なりますが、「医療保険日額1万円+成人病特約日額1万円」などと定められていることが多いです。 また、保険によって「日帰り入院でもOK」「入院5日以上が必須」など保障対象が異なりますので、注意しましょう。 成人病入院特約は、医療保険の日額にプラスして、成人病特約の日額が給付されるタイプが基本です。 これは、あくまでも主契約は「医療保険」であり、特約として「成人病保険」がついているためです。医療保険の給付金だけではカバーしきれない部分を、特約で補助します。 そのため、成人病入院特約の場合も「医療保険の入院日額+成人病特約の入院日額」の給付金が基本となります。 もちろん給付金の日額は自由に変えることができます。「自分が入院した場合、1日いくらのお金が必要か」じっくり考えてみるとよいでしょう。自分に合った内容で、保険を契約することが大切です。

五大成人病以外も商品によって対象

五大成人病といわれているのが「脳血管疾患」「ガン」「糖尿病」「心疾患」「高血圧性疾患」です。 成人病入院特約は、これらの病気になって入院した場合に、給付金を受け取ることができます。 成人病入院特約は、基本的には五大成人病による入院が保障対象です。しかし、商品によっては五大成人病以外も対象になることがあります。 たとえば肝硬変は五大成人病ではありませんが、そのほかの病気も保障対象となる保険であれば、同じように入院給付金を受け取ることができるのです。 簡単にいうと「五大成人病以外の病気やケガで入院したときに、日額1万円」というような形です。 いつ、どんな病気になるか知ることはできません。五大成人病以外の病気にもしっかりと備えることができれば、安心感もアップするでしょう。 また、家族がいる場合は保障があることで、家族の日常を守ることができますね。「誰のために備えたいのか」「どんなときのために保障を受けたいのか」を明確にすることも重要なポイントです。

成人病入院特約に向いている人

五大成人病の最先端治療を受けたい人

成人病入院特約の保険内容には、最先端治療に対しての特約が含まれている場合があります。最先端治療とは、その言葉通り「先進の技術を用いた治療」のこと。患者の希望により、最先端治療を受けることが可能です。 最先端治療の中には、遺伝子を使ったものなど、さまざまな治療方法があります。しかし、先進の技術を用いた治療方法はどれも高額です。 実は、最先端治療にともなう技術料は基本的に「自由診療」です。というのも、最先端治療の多くは、特定の患者にしか使えない技術です。 限られた一部の人が対象となっているため、保険が適用できないのです。そのため、最先端治療には多くの場合、高額な費用が必要となってしまいます。 これをカバーできるのが、最先端治療に対しての特約です。この特約が含まれていれば「3,000万円まで給付」など、最先端治療に対しての保障を受けることができます。「なにかあったときに、最先端治療を受けたい」と考えている方に適した保険です。

入院したときに個室に入りたい人

個室への入院を希望した場合にかかるのが「差額ベッド代」。これは、部屋の種類によるベッド代の差額となります。 病院の都合で個室に入った場合は、差額ベッドは代はかかりません。しかし、患者の都合や希望で個室に入ったときは、差額ベッド代が発生します。 大部屋の差額ベッド代は0円。対して個室の差額ベッド代は5,000円など、病院やその個室によって変動します。 たとえば「差額ベッド代が1日5,000円の個室に5日間入院した場合にかかるトータルの差額ベッド代は、5日間で25,000円。 入院期間が長くなれば、それだけ差額ベッド代も高くなります。個室を希望する場合は、意外とお金がかかってしまうのです。 しかし、成人病入院特約を契約していれば入院時に給付金を受け取ることができます。 給付金を差額ベッド代として利用すれば、負担を減らすことができるでしょう。個室を希望の方は、少し多めに日額給付金を設定しておくと安心ですね。

おすすめの保険会社の成人病入院特約

住友生命保険 成人病入院特約

住友生命保険には、メインの保険に成人病特約を付加することが可能。所定の成人病で入院したときに、成人病入院給付金を受け取ることができます。 給付される金額は「入院日額×入院日数」なので、契約した入院日額が1万円で、入院した日数が5日間であれば、計5万円となります。 ただし、入院給付金には支払い限度が設けられています。契約には「60日型」「180日型」「360日型」があり、継続した1回の入院につき、それぞれの日数までが給付金が支払われる限度です。 60日型であれば、60日までは給付金を受け取ることができますが、60日を超えると給付金が受け取れなくなるので注意しましょう。 (ガンの場合は例外として、支払い限度を超えても給付金を受け取ることが可能) 360日型であれば長期間の入院であっても、しっかりと備えることができますね。安心感の強い保険といえるでしょう。

ゼクシィ保険ショップ 成人病入院特約

ゼクシィ保険ショップでは、主契約に成人病特約を付加することが可能。この特約を付加した場合「医療の日額1万円+成人病入院保険の日額1万円=日額2万円」を受け取ることができます。 主契約自体に成人病が含まれているので、特約でさらに1万円受け取ることができるのです。医療保険ではカバーしきれないお金を、特約でカバーすることができますね。 また、商品によっては五大成人病のほかに「肝硬変」「腎疾患」が保障対象に含まれています。五大成人病以外の病気にもしっかりと備えられるのは、大きなメリットです。 「いろいろな病気に備えたい」という場合は、そのほかの病気が保障対象となっている保険を選びましょう。

第一生命 8大生活習慣病入院特約D

第一生命では、主契約に成人病特約を付加することが可能。第一生命ならではの特約が「8大生活習慣病入院特約D」です。 この特約では「ガン」「糖尿病」「心血管疾患」「高血圧性疾患」「脳血管疾患」「肝疾患」「膵疾患」「腎疾患」の所定の病気を保障できます。 よくある成人病特約が五大成人病を保障しているのに対し、この特約はさらに、肝疾患・膵疾患・腎疾患の3つをカバーしていることが特徴です。 幅広い病気に対して備えられるのは、大きなメリットだといえるでしょう。ただし、急性腎不全、腎のう胞、肝臓・膵臓・腎臓の良性腫瘍など、保障対象外となる病気もあるので注意が必要です。

成人病入院特約で入院費用を軽減しましょう

成人病は、誰にでもリスクがある病気。いつかかるかわからないからこそ、しっかりと備えることが大切です。 主契約に成人病入院特約を付加すれば、万が一のときも安心。入院費用を軽減することが可能です。 入院時の日額は商品によって異なりますが、「自分が入院したときに、いくら必要か」を考えることが重要です。充分に検討し、自分にぴったりな保険を契約しましょう。