健康祝金とは何か?その特徴と注意点と共に強豪3社を見比べる

終身医療保険の加入時に健康祝金を付与しておくと、一定期間健康であった場合に、定められた金額が健康祝金として支払われます。 健康であるだけで、保険をかけ捨てすることのない健康祝金は、保険の形として考えておくべき一つの手段です。

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健康祝金付がある保険

アクサダイレクト生命の終身医療保険

アクサダイレクト生命の終身医療保険の場合、入院や手術といった条件にあてはまらず、健康に過ごすことができれば、3年毎に50,000円の祝金を受け取ることができます。 アクサダイレクトでは、健康祝金は契約書きや、途中で自由に付け外しができる特約ではなく、途中では解約のできない特則となります。 また、特則のため、初期契約時にのみオプションとして加入することができるものとなっています。 加入していた場合には、終身保険を支払っている期間に給付金を受け取ることがなければ、3年ごとに支払われ続けるものとなっています。 支払われるスパンについては、会社ごとで異なります。自動で支払われるわけではなく、その支払いの期間ごとにハガキなどで通知がくるため、短いスパンでの契約の場合は、受給漏れにならないように気をつけましょう。

かんぽ生命の健康祝金付疾病傷害入院特約

かんぽ生命の健康祝金付疾病障害入院特約は、給付金を受け取らなかった場合に口座を指定しておくことで、祝金が自動振込されます。 初期に振込先の講座の登録を済ませておけば、その都度申請を出す必要がないため、非常に手続きが簡単です。 また、健康祝金にある受け取り漏れを、未然に防ぐことも可能となります。 通常健康祝金は、その年ごとの請求でのみ支払いが行われるため、たとえ満期になったとしても、上乗せで未請求の金額が支払われることはありません。 また、契約者と受取人が違う場合の複雑な手続きを、その年ごとにする必要がないという意味でも、大きなメリットがあります。

メットライフ生命の終身医療保険フレキシィ

メットライフ生命の新終身医療保険では、健康であれば5年ごとに、健康祝金を受け取ることができます。 メットライフの健康祝金も特則となり、契約時にしか付与することができず、途中での解約もできないので、初期契約の際に申し出るようにしましょう。 メットライフ生命では、対象期間に10日以上の入院がなければ、5年ごとに10万円の健康祝金を受け取ることができます。 また、最長90歳まで、何度でも受け取ることができることも、終身型保険としては大きなメリットといえるでしょう。 女性専用タイプの終身医療保険も完備しており、女性がかかりやすい特有の病気への、手厚い保障を前提とした上で、健康であれば同じように、5年ごとに10万円の健康祝金を受け取ることができます。 5年のスパンを変更することはできないため、住所変更などで通知が届かず、受給漏れにならないように注意するようにしましょう。

健康祝金付き保険の注意点

保険を1度でも使うと祝い金がもらえない

健康祝金のある保険は、入院などで給付金を1度でも受け取ってしまうと、祝い金がもらえなくなります。 健康祝金はその特性上、終身保険にのみ付与できる特則となっています。 終身保険を払う中で、一定期間健康であり、入院などの条件を満たさなかった場合に、会社ごとに定められた金額を支払うというものです。 短期の入院であれば、支払われるものもありますが、重い病気になり給付金が必要となった場合には、この健康祝金の支払いは取り下げられます。 祝い金として保険料が戻ってくる条件は、生存しているときか、入院日数が所定の日数以下ということになります。 もしも一定期間をまたぐ時期に、入院を考えないといけなくなった場合には、健康祝金の支払いを待ってから入院するなどの工面が必要となる場合も考えられます。 その際、何年ごとに祝金を受け取れるのかも、保険会社ごとに違うため見比べておきましょう。

特約分の保険料が高くなる

健康祝金をもらうためには、月々の保険料に特約分の保険料を上乗せして支払う必要があります。 また、健康祝金は特約ではなく、特則である場合がほとんどで、契約初期のみ付与が可能となっています。 解約もできないため、健康祝金の上乗せの代金を、保険料として支払い続けるかを考えた上で、保険を契約するようにしましょう。 金額については保険会社ごとに様々で、受け取れる年数も変わってくるので、よく見比べてから加入するようにしましょう。 基本的には、定められた期間を健康で過ごせば金額が戻ってくるもののため、支払う金額が多い保険であるほど、支払われる時の金額が大きくなる保険となります。 終身保険に付与することができる特約のため、若いうちから支払うことができますが、健康でいることが予測できる年代までは、あまり還元率がよいとはいえません。 また、年齢が高くなると、死亡による払戻金がないため、費用対効果が悪くなるケースも考えられます。 したがって、特約分を支払ったほうがメリットのある年齢の間に、祝金を受け取れるように計算しておきましょう。

年齢が若いほど割高になる

健康祝金の保険料は、年齢が若いほど割高であり、年齢が高いほど保険料としてはお得になります。 そのほとんどは、若いうちの定額から、年齢を重ねるほどに、金額が引かれ安くなっていくという形になっています。 中には終身医療保険という特性上、90歳まで健康祝金を受け取れるサービスを展開している保険もあります。 健康祝金は、初期契約時にしか付与できない特則であり、一度付与したら、後々自由に解約はできないため、注意してください。 高齢になるにつれて、健康でいることは難しく、病気やけがのリスクは高くなります。 祝金を受け取ることができる確率が低いからこそ、年齢が上がるにつれて保険料は低くなり、祝金を受け取った場合には、支払額との差額が大きくなるのです。 高齢者になってからの自身の健康を予測することは難しいですが、もしも病気やけがをせずに健康的に過ごしていける見込みがあるとすれば、とても効率のよい積立金となります。

死亡による払戻金はない

万が一、健康祝金付きの保険の支払い半ばで死亡してしまった場合、死亡による払戻金はありません。 健康祝金は、保険料として支払ってきた金額が、年単位で健康祝金と名付けられて戻ってくる一種の積立金です。 その積立金を、3年あるいは5年ごとの契約条件の年に、被保険者が生存していることによって、支払われる契約です。 そのため、支払の確定した年に死亡してしまった場合は、今まで支払ってきた金額が全て無効になってしまいます。 病気やけがはもちろんですが、突発的な原因により死亡した場合のケアが望めない特則でもあります。

途中で解約すると損をする

基本的には、終身医療保険についている特則であるため、健康祝金のみを解約することはできません。 健康祝金を解約するということは、終身医療保険そのものを解約しなければならないということです。 保険そのものを解約することとなるため、解約後に今まで上乗せで支払っていた健康祝金が、戻ってくることはありません。 初期契約時のみの特則なので、どれだけの保険料をずっと支払っていけるのかを、よく考えておかなければなりません。 あくまでも健康祝金は、上乗せで支払っている積立金のようなものです。 しかし預金と違い、保険が間に介入するため、解約時には積み立てていた特約の保険料は、全て無効となります。 満期の際にも、健康祝金は条件を満たしていれば支払われます。90歳と長寿までを保証するものもありますが、高齢になればなるほど、病気やけがのリスクは高くなるものです。 あくまでも健康祝金で支払われる金額は、それまでに自分が支払っている保険料にほかなりません。不用意な解約は、ただ損をするだけになってしまうため、慎重に考えるようにしましょう。

保険は貯蓄よりも保障に重点を置こう

今や銀行での利息の低さから、保障と積立金の両方を賄える保険での貯蓄は、世の中のニーズに合っているとされ、大々的に推奨されています。 しかし、場合によっては、その積立を一切受け取ることができなくなることが保険の難点でもあります。 自分一人で貯蓄している場合であれば、出し入れも自由で損はしません。そのため、保険はあくまでも保障を第一と考えて選ぶようにしましょう。