医療保険とがん保険は違いがわかれば簡単。間違えない選び方とは

医療保険とがん保険、いろいろな商品があって迷いますね。 保障内容で必要なもの、不必要なものの要点をおさえると、自分に合った保険というのがみつかりやすくなります。 保険会社の人の話を鵜呑みにせずに、必要な知識を身につけて自分にあった保険をを探してみましょう。

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医療保険とがん保険それぞれの特徴や違い

医療保険の主な保証内容

医療保険の保障内容は入院給付金、手術給付金がメインの保険です。 基本的には、全ての病気やけがでの入院・手術に保険金が支払われます。契約内容によっては三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)、先進医療(厚生労働省が定めている高度な医療技術を使っての治療)の保障がついていないため、オプションで加入するタイプもあります。 給付金額は、保険の契約内容で変わりますが、入院1日5,000円や10,000円、1回の手術で10万円給付してくれる商品などがあります。 免責期間が無いため、契約後にみつかった病気やけがでの入院・手術の保険金が支払われます。 保険金が支払われる入院日数には制限があり、(契約内容によって異なります)1入院で60日や120日、通算の入院日数1000日まで支払われます。

がん保険の主な保証内容

がん保険の保障内容は診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金が主となっています。 がん保険は名前のとおり、がんに特化した保険です。通常の病気やけがには保険金は支払われません。 がんは一度発症すると治療期間が長期になることが多いため、入院日数の制限が無い商品が一般的です。 また、退院後の通院も長引くことが多いため、通院給付金がもらえる場合もあります。 がん保険には診断給付金というものがあり、がんと診断された時点で保険金が支払われます。ただ、がん保険には免責期間があり、90日間で設定されています。これは、保険契約後90日以内にがんと診断されても保険金は支払われません。 たとえば、乳がんは触診でわかる可能性があります。異変に気づいたそのあとにがん保険に加入し、病院に行ってがんと診断されたので「保険金をください」と保険会社に請求できるのであれば、皆がその手続きをするかと思います。このようなことを防ぐために、免責期間を設けています。

どちらの保険を優先すればいいの?

医療保険で急な病気やケガに備える

医療保険はほとんどの病気やけがをカバーしてくれるため、急な出費を抑えることができます。 ただ、医療保険でカバーできる部分は、国民健康保険や社会保険に加入していれば、医療費は1割から3割負担で出費は抑えられる部分です。 また、健康保険の対象内の治療であれば、1日から月末までの1ヶ月で支払った医療費が、一定の金額を超えていれば高額医療費として、返金される場合もあります。そのため、1回の入院で何十万、何百万もかかったということはほとんどありません。 今貯蓄が無い、今ある貯金を使いたくない、小さい子どもがいる、といった場合には医療保険に加入するのがおすすめです。

がん保険でがん治療の家族の負担を和らげる

がん保険は、がんにしか対象にならないため、ほかの病気やけがには保険金がおりません。 ただ、がんの治療や手術、退院後の通院など、がんの治療は大変お金と時間がかかります。 通院することによって仕事に影響もでることもあり、給料も減ってしまうこともあります。このためがん保険は、家族の負担を和らげる保険ということになります。 ただがんは必ずみんなが患う病気ではありません。一生涯でがんにかかる人は「2人に1人」といわれています。この数字をみて、患う人が多いと思う場合は、加入することをすすめしますが、必要ないと思う場合は、幅広く対応できる医療保険に入ったほうがよいかもしれません。

どちらも必要であればセットで加入も可能

将来の自分の健康状態に自信が無い人や、家計を支えていて、収入が止まってしまうと生活が困難になってしまう人は、医療保険、がん保険どちらも加入することもできます。 医療保険の特約でがん保険をつけることもでき、個々で医療保険、がん保険に加入することもできます。 ただ、医療保険とがん保険を負担しないといけないため、もちろん金額も上がります。健康だったため、支払った分だけ損して終わってしまうこともあるかもしれません。 特約でがん保険をつけた場合は、個々で保険に加入するより値段は手頃になります。しかし、特約のがん保険よりも、個別のがん保険のほうが保証内容が充実しているため、手厚くしたい場合は個々で加入したほうがよいでしょう。

保険を選ぶときのポイント

医療保険を選ぶときのポイント

医療保険を選ぶときのポイントがいくつかあるので、保険を選ぶときに確認してみましょう。 まずは、保険の期間です。保険には終身保険、定期保険というものがあります。終身保険は加入したときの条件のまま保険料も変わらず医療保険を契約している間はずっと保障が続きます。 メリットは、何度か体調を崩して保険を使用していた場合などでも保険料があがることや、保障内容が薄くなってしまうことがありません。 デメッリトは将来よりいい保険商品がでた場合でも、保険の見直す機会が少なく、保険料が定期保険よりも割高なことが多いことです。 定期保険は保険契約の年数が10年、15年などと決まっていて、その期間が過ぎれば契約を終えてしまう保険です。 メリットは終身保険に比べて値段が割安、結婚、出産などのライフステージに合わせて、保険を選び直すことができることです。 デメリットは、保険を更新する際に保険料が高くなってしまうこと、更新のときに過去の病気やけがの原因で、自分が加入できる保険が無い可能性があることです。 入院給付金や手術給付金の支払い条件(複数回入院したとき、一定の期間が空いていないと、1回の入院とみなされる場合があります。 この場合は1回分しか保険料は給付されません。)手術後の通院保障があるか。をよく確認して、自分にあった保険を探してください。

がん保険を選ぶときのポイント

がん保険はまず、診断給付金の支払い条件を確認します。がんは、悪性新生物と、上皮肉新生物の2種類に分けられます。 悪性新生物はよく見聞きする進行するがんのことで、転移することがあります。上皮肉新生物は、がんのなかでも治療をおこなえばほぼ完治する、移転の可能性が低いがんです。 悪性新生物と上皮肉新生物の場合の保険料給付額が違う場合が多いので、まずはこの給付額を必ず確認しましょう。 保険期間(定期か終身か)、実額保障か定期保障かを確認してください。実額保障とは、実際にかかった金額が給付金として戻ってくる保険です。 自由診療(厚生労働省が認可していない治療や薬を用いること。健康保険対象外)で、かかった金額なども含めて支払った金額を全てカバーしてくれる商品もあります。 定期保障は入院日額がいくら、手術給付金がいくら、と金額が定まっている、今まで主流となっている保障です。

医療保険とがん保険が重複していたらどうなるの?

医療保険をがん保険、個々に加入していて、重複していたとしても、両方の保険から保険金を請求できます。保険の契約で保険会社は給付金を支払わなければいけないと決まっているからです。 ただ、状況によって保険金の請求ができない場合があるので、不安な場合は一度保険会社に連絡して、保険金の請求ができるかどうかの確認をしてみましょう。

女性特有のがん保険も要チェック

医療保険、がん保険にも女性特有の病気や、がんに手厚く保障してくれる商品や特約があります。妊娠や出産、子宮、卵巣、乳房に関わるがんや病気を手厚く保障したい場合は加入をおすすめします。 保険会社によって内容が異なるので、ネットで見積もりや資料請求をしてみるのもよいでしょう。 最近は不妊治療に対する医療保険というのも発売されています。将来自分の子どもがほしいと考えている場合は、このような保険も、確認してみてください。

知識を身につけ自分に合う保険を見つけよう

保険はどのタイプが合うかは人それぞれ異なり、ライフステージによっても変わってきます。今現在、自分自身がどの状況であるか、これからどうなるかの予測を見立てて、自分に合う保険に加入しましょう。 保険は安いものではないので、間違いが無いようにするのが一番です。何かあったときに、「保険に入っていてよかった」と思える商品をじっくり探してください。 最近では各社の保険を一括で見積もってくれるネットや、店舗で保険の相談にのってくれる場所があるので是非利用して検討してみてください。