収入保障特約とは。上手に特約をつけて万が一の安心を買いましょう

保険を見直しているが収入保障の特約は必要なのかを悩む。世帯を持っている人で、主要な稼ぎをしている人は万が一何かあった時に収入保障特約をつけておくと安心です。万が一何かあって働けなくなったとしても、決まった額が毎月払われることになります。

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収入保障特約の基礎情報

保険金を年金形式で受け取れる制度

収入保障特約とは、保険期間中に何かあった場合、被保険者が死亡や高度障害となった場合などに契約時に定めた期間まで、定期的に年金形式で保険金を受け取ることができる特約のことです。 残された遺族の生活費を保障する目的で利用されます。死亡時に給付される保険金は、一括で受け取ることも可能ですが、その場合は、年金形式で受け取った場合に比べて総額は少なくなるのが一般的になっています。 収入保障特約は、生活保障特約や家族収入特約などの名前になっている場合もあります。

保証期間の経過とともに保障額が減る

保険期間の経過とともに保障額が減るタイプを逓減型と言います。保険金額が一定の金額、あるいは一定の減少率で減っていく契約です。 逓減型の反対語は逓増型といい、保険金額が一定の金額、あるいは一定の増加率で増えていく契約のことです。逓増型は保険金を物価の上昇に合わせて増やすことが可能で、通常の定期保険に比較して解約返戻金が高額のため、個人よりも企業が利用するケースが多くあります。 定期保険の応用タイプとして、保険料は変わらずに保障が増えていく逓増定期保険と、逆に保障が減っていく逓減定期保険というものがあります。

保障額が変わらない

保障額が変わらないものを固定型と言います。逓減型は、支払理由の発生時期により保険期間中に支払回数が減少しますが、支払理由の発生時期によらず一定回数を支払うタイプが固定型です。 支払回数については、逓減型は15回・20回・25回・30回・歳満了などのタイプから、一方固定型は10回と15回から選択できるものなど、保険会社によって変わってきます。

満期を迎えると特定満期給付金が受け取れる

満期を迎えると、特定満期給付金が受け取れます。満期までに何もなく、生存している場合等に受け取ることができます。 特約年金の種類が有期年金の場合は、被保険者が年金支払期間中の第1回の特約特定疾病年金の支払日の年単位の応当日に生存されていて、年金支払期間は5年、10年、15年のいずれかとなる場合が多いです。 特約年金の種類が終身年金の場合は、被保険者が第1回の特約特定疾病年金の支払日の年単位の応当日に生存されているときで、特約特定疾病年金の受取人は、被保険者とします。この被保険者は、ご契約者が法人で、主契約の高度障害保険金の受取人がご契約者である場合には、ご契約者になることが多いです。

生命保険に特約として収入保障をつけるメリット

万が一の場合の備えになる

契約者が亡くなった時の死亡保険金が月々定額で支払われるので、万が一生活の大部分を稼いでいる人に何かあった場合でも、他の家族が暮らしていけるように保障されているものです。 死亡する時期が契約期間の後の方になっていけばいくほど受け取れる保険金の総額も減っていくので、三角の保険とも言われています。最大の特徴は、死亡保険金が一括ではなく、契約者が死亡した月から契約期間終了まで毎月定額で受け取れる保険です。 定年までの家族の生活を養わなければならない期間に、家族の大黒柱に万が一のことがあった時に、家計の手助けをするための保険ということです。 通常の死亡保険は、契約期間中であればたとえ契約してすぐであっても、契約終了間際であっても同じ金額を一括で受け取りますが、収入保障保険は死亡した月から毎月定額で契約終了まで保険金を受け取ることができるのです。 収入保障保険は契約者が死亡した時期によって受け取る保険金の総額が変わります。例えば、死亡保障が毎月10万円の30年契約をしていたとして、加入後すぐの3年目で亡くなるとそこから毎月10万円の保険金が受け取れます。 残り27年を毎年120万円受け取ると、総額3,240万円の保険金が受け取れます。一方、契約を残り3年残して死亡してしまうと、120万円×3年で360万円しか受け取れなくなるという仕組みです。

てい減型は保険料が割安で保証が手厚い

収入保障保険は年金での支払いになり、支払っていないお金は、年金原資として保険会社が預かる形になり、その年金原資を保険会社が運用してくれます。その運用利益の分、保険料を割り引いているため安くなります。 定期保険の更新のタイミングで減額していくことで、同じようなことができますが、更新のたびに必要なお金を計算するのが面倒な方は、使い勝手が良い保証になっています。

単体で加入するよりも保険料が安い

収入保障保険は受け取れる保険金に対して保険料が格安で済みます。例えば、30年契約で毎月10万円の死亡保障が受け取れたとして、契約してすぐに契約者が亡くなってしまうと、残り30年分の保険金が受け取れるので、最大3,600万円の死亡保障が受け取れます。 この場合の毎月の保険料は保険会社にもよりますが2,500円程度です。一方で同じ3,000万円以上の定期保険に加入すると、毎月5,000円程度の保険料が必要が必要です。契約期間も短く10年となっており、契約期間が過ぎると、掛け捨てにするか、保険料を上げて更新をするかしなければならないのです。

保険金を一括で受け取ることもできる

基本的に保険金の支払いは、支払われることになってから、保険の満了日まで月々の支払いですが、申請すれば一括で受け取ることも可能です。 一括で受け取る場合、月々でもらう場合よりも金額が下がってしまうので、自身の生活に合わせてどちらにするのかを選択しましょう。

家族に負担をかける心配がない

万が一、事故や病気などで働けなくなってしまい、今までお金を稼いでいたのに稼げなくなってしまった場合でも、毎月決まった額が収められるので家族に負担をかける心配がありません。 病気の保険等も一緒に入っておくことで、治療費を貯金から崩さなければならないなどのことを避けることができます。家族としても、収入が何年まで入ってくるのかもはっきりしているため生活基盤も作りやすくなっています。 何も起こらない場合は、無駄になってしまいますが、万が一のことを考えたら、安心の材料です。

収支のバランスを考えて収入保障特約の導入を検討しよう

現在の収入源がどの程度なのかをはっきりさせておくことで、万が一何かあった時にどのくらいのお金が毎月足りなくなるのかをはっきりさせておきましょう。足りない分を負担してくれる保険を選ぶことで、万が一の時でも安心です。 特約として収入保障をつけることで、単体で収入保障をするよりも割安になります。保険貧乏になってしまっては、あまり意味がないので、収支のバランスを考えて、特約をつけるようにしましょう。

公認会計士・税理士 伊藤 温志

エクセライク保険株式会社 代表取締役。2018年MDRT会員取得。
会計事務所の経営を通じ1,000社を超える顧客の税務/会計/保険/資産運用の相談に対応。
通常の代理店ではみれない顧客情報を扱っていることから、豊富な引出しを有し多くのお客さまから支持を集めている。